レザーウェア販売・加工・製作

名古屋に本拠を置く、RSAレザースのレザーウェア及びアイテムを取り扱っています。

ジツはウチの店が開店した当初からのお付き合いなんですよね。

単に販売しているだけではなく、標準サイズのサンプルを着ていただいた上で、細かい寸法の変更や、ジッパーやポケット、ファスナー等の仕様変更に対応しております。仕様変更料は別途かかりますが、標準サイズであっても受注生産と言って良く、内容によっては費用がかからない場合もあります。レザーウェアの特質上、長い付き合いになるモノですから愛機同様に妥協はしたくありません。もちろんリペアや着用後の仕様変更も可能ですので、一生モノをお探しの方は一度現物を手にとってみて下さい。RSAの革の質感は言葉では表せません。もちろん個人的にはこれ以上のモノは無いと(特にポニーステア)思っている、しなやかで強い革です。

ラインナップ等はリンクから確認して頂くとして、ここではウチからのユーザー例をいくつか紹介していきたいと思います。

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《 RR962サイズオーダー例 》

今回はオーナー自らが直接名古屋のRSA本社に出向いてのオーダーでした。

採寸の結果、既製サイズでは合わず、サイズオーダーとなりました。

詳細はRSA直接オーダーなので詳しくは書きませんが

オフホワイトのレザーは落ち着きがあって質感も非常に高いと思います。

RR962は「ツーリングマスター」の名を持ち、オートバイのカテゴリーを選びません。

丈の長さが絶妙で、オンロードバイクでも前裾が邪魔にならず、

オフロードバイクの運動量でもたくし上がることはありません。

さらにウオッシャブルレザーを使用(別注)し、雨や汚れにも強く、

オン・オフの使用比率がイーブンに近いオーナーにはベストチョイスだと思います。

 

ジツは実物を目にした上での衝動買いだったらしいのですが(笑)、

オートバイにも年齢にも(?)あったオトナで玄人好みな一着だと思います。

もちろんサイズオーダーの着心地も大変満足らしく、長年苦しめられてきた

吊るしサイズでの違和感が無いと、かくもライディングが楽か、と

革ジャンというライディングウェアそのものを見直しているようです。

さらに、こちら…

 

同じく長年苦しめられてきたライディンググラブもオーダー、と言うかこちらが主目的だったはず(笑)。

RG04ウインターグラブをサイズオーダー。

自分のサマーグラブと並ぶと、昔の野球グラブか!って大きさ(笑)。

グラブに関しては、そのオーダーはRSAからも外注に入るので

寸法取り方法にまだ若干の考慮余地があるようで、

今回のような「規格外の手」(失礼!)を持つオーナーには一筋縄ではいかないようです。

それでもトコトン詰めていく対応姿勢は変わらず、その姿勢を評価して

サマーグラブも考えているようですが…

シロートの自分でも『大変そう…』と思ってしまいます(笑)。

カスタムメイドの憂鬱は職人の持病です…

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《 RR90仕様変更例 》

ハイスピードモデルのRR90をオーダー頂きました。

先ずは標準サイズ、標準仕様の、できるだけ同一品を試着して頂きます。現物がなければ同一系統のサンプルを送ってもらいます。今回はMサイズとLサイズを試着して頂き、Mサイズを選定、そこから各部のチェックをオーナーさん自らにして頂きます。(場合によってはサンプルを持ち帰って頂き充分に吟味してもらいます。)試着の際は、グラブやアンダー、ヘルメットに至るまでの装備との兼ね合いもあるかと思いますので、オートバイで来られない方はいつもの装備もあったほうが良いですよ。

今回は試着の結果、サイズM、ポニーステアをベースに

袖口回りの拡大(二の腕回りの拡大)

袖口ファスナーを開けた時のフラップを袋状に変更

背面裾部の形状変更(長めに)

ポケット2箇所とライナーを無くす

前ファスナー、ドットボタンの色とサイズを変更

サイドアジャスターのベルクロ寸法の変更

同一革によるエンブレムの製作

PBCワッペンの縫いつけ

以上の仕様変更を頂きました。仕様変更はその内容によって値段が変わりますので、その段階でだいたいの見積もりを立てます。その上で変更の追加や削除を再度検討していただきます。今回は上の内容で標準RR90(ポニーステア)の税込み111300円に対し1万円弱の追加で済みました(PBCワッペン別)。もともとが受注生産に近いため、ライナーやポケットなどの標準装備をカットするとその分減額もしてもらえるのです。もちろん変更点の中には標準仕様としても生きる場合もありますし(その場合は無料になるコトも…)、実際に走り出した後に気になる点が出れば更なる変更も可能です(別途)。

  
久々のポニーステアの新品。しなやかな肌触りと独特な表情はヤッパリ好き!

ハイスピードモデルの90を、さらに走りに徹した頑固者の一着です(笑)。

でも革ジャンの完成はコレが『始まり』なんですよね。

オーナーさんの体型に馴染み、着皺が刻まれ、風の匂いを含み

そして本当にカッコイイ唯一無二の革ジャンになるんですよね。

その完成が楽しみです。

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レザーシート

シートの表皮レザーを本革で製作するオーダーにも対応いたします。

シート表皮を本革で製作することで、マシンホールド性の向上、質感の向上に加え、シート硬度が絶妙に上がることによってフィーリングの向上や疲労軽減にも効果が認められます。もちろん撥水加工済みの革を使用しており、汚れづらく、水が染みたとしても内部ウレタンには防水カバーがしてあり、内側が腐る事はありません。革の乾燥も速く、硬くなる事もありません。

カラーや革質もサンプルから選べますが、本革の性質上ステッチのラインが変わることがあり、その場合は前もって画像上で変更後のステッチを検討して頂きます。

 

上はカタナのバックスキンシートのステッチライン例です。なるべくノーマルっぽく、ステッチの色や入れ方も目立たない方向で仕上げてもらいます。今回は右のラインを選択しました。素材としては表革、ヌバックなんかも選べます。

で、仕上がりです。追加ステッチも自然な感じです。

オーナーさんによるとシートによるマシンホールドが楽になり、コントロール性が良くなったとのコト。

ノーマルの青味のあるグレー・紺から、無彩色系のグレー・ブラックに変更しました。

実際の使用感なども追ってアップしたいと思います。

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レザーウェアの販売・取り扱いと言うよりも、レザー関係パーツの製作・加工の外注先と言った方が良いかもしれません。なかなかここまでワガママに応えてくれるメーカーは無いかと思います。やはり餅は餅屋、良い職人さんと出会えたと思っています。

思うトコロがある方は、先ずはご相談下さいね。

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