Z1-R

《写真更新》

前後18インチラジアルタイアのZ1-R。ノーマルライクな外観だがオフセットも適正化して非常に好ましいカスタムだと思います。定番にはちゃんと理由があり、オリジナリティーはちゃんと走った上で、他にもいろんな所で出せると思います。

もともとキレイだったエンジンだったが、今回はそれを完全分解しMPGルードにて耐熱塗装、同時に内部各部に至るまでリフレシュした。Z系エンジンも30年を超え、「今後もずっと」を目指すなら手を入れるべきポイントが相当に増えた。それでも各社のリプロを始め、各種加工、表面処理、素材技術の進歩でまだまだイケルオートバイとなれるのは、なんとも幸せなオートバイではある。今回も新たなトライをいくつかやらせていただき、今後の走り(耐久性も含め)が気になるところだ。元々がこの手のエンジンとしては珍しく、過去に開けた事がないと思われるエンジンだったので、大事に組ませてもらったつもりです。ヘリサートもいっさい使わずに済んだのは奇跡的かもしれません(笑)。

 

 

入庫のたびに、オーナーの手によって細かくパーツが変更されているのだが、そのチョイスも一貫しており違和感が無い。言葉にするのがかえって難しいのだが、当時夢のオートバイだったZ1−Rそのものであり、かつ、目立たないようにそっとアップデートされて、そんな憧れすらも今のモノとして感じられるのです。

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