VFR800
エンジンからの異音で入庫したＶＦＲ。８万キロ近く走っているが、その距離を感じさせない仕上がりと手の入れように、オーナーとオートバイの「出会った」感が伺える。(実はオーナーとはウチの開店当初からのお付き合いがあり、その時は確か水冷のＧＳＸ−Ｒ１１００だったと思う。)
走行距離から見てカムシャフトかスライダー周り？と思い、バルブクリアランス調整もかねて（タイヘンに面倒な（笑））Ｖ−ＴＥＣ・Ｖ４エンジンの頭周りとクランクケース内を診せてもらったのだが、さすがのホンダエンジニアリング、距離によるダメージは極小であり、クリアランスも考えられないほど変化が少なかった。結局カムチェーンテンショナーリフターの作動不良と言うありがちな原因ではあったのだが（ウチもまだまだ…です（汗））、オーナーの手入れの良さと想像以上のホンダＶ４の耐久性に目からウロコの難作業でした。まだまだ当分はイケル！のは確認できたと思います。
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