CBR600RR

前後足回りのオーバーホールで入庫していただいたCBR。距離も出ていたし、サーキット走行も多い車体なのでショックユニットを含めたオーバーホールは必須だったと思います。新しいオートバイ、特にカウルをまとったオートバイは、何故かメンテナンス系の依頼が少ない気がします。ウチは確かに古いオートバイの依頼が多いのは認めますが、旧いのも新しいのも、走れば必要なメンテナンスは同じですよ。
取り立てて大きな変更はせず、機能部品の手入れや調整、磨き込みが行き届いており、サーキットでの転倒跡や、タイヤやローターの激しい使われ方に対して『オートバイ』としての愛着も感じられて好ましい。ちょっと型遅れのレプリカにありがちなただの『タイムを出す道具』感がなく、ウチとしても正直楽しい作業でした。もちろんやらせていただく作業は同じですが、タイムを出す道具だとしても、行き届いた整備と愛着はギリギリのところでタイムをも削ってくれるとウチでは考えています。

久々にこの類のオートバイのテストランをさせてもらったけど、ホント、いい時代に生まれたよね〜。楽しいです!。

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