GSX1100S

威風堂々たるカタナの1100。その理由は、Big-1用の足回り、特に太い前後18インチホイールによる。もう十数年も以前、まだウチの店が出来る前に手をかけたオートバイです。久しぶりに小変更で入ってきてくれました。今見てもその存在感は好感が持てる、問答無用のビッグバイクだと思う。手前ミソながら、技術的にまだまだの当時の自分の苦労と執念が見られてかえって教えられることもある。こうして十数年たってもキッチリ走ってくれて、また手をかけさせてもらえるのは、オートバイ屋として嬉い限りであり、自信にもなります。

《写真追加》

サーキット走行での転倒を機にマフラーとリアブレーキを変更。『転んだらタダでは起きない』。これはとても大事なコトで、ともすればネガティブになりがちな転倒による精神的ダメージをアップデートした愛機へのワクワクでポジティブに変える最良の手段だと思います。サーキット走行も視野に入れた深いバンク角のテールパイプの取り回し(加工、変更)、重い車体の制動にリアタイヤを積極的に使えるリアキャリパーのリジット化(トラクションを高めるのにも有効です)等、単なる修理とは異なり、イメチェンを含めた楽しみも多い。しかし、乗り手も含めたダメージの少なさは、サーキットだったとしてもかなりラッキーでした。ますます今後が楽しみな一台です。

オーナーお気に入りのヨシムラS7に戻す事も考慮しています。

太い前後18インチの堂々たるイメージもそのままです。

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《BMR》

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