SEROW 225
ウチで販売した初期型セロー。ウチの回りの地域限定ではあるが、初期型強制開閉キャブのセローは「名車」の冠を持つ。排気量を越えた低速トルク、後期型にないハンドリングの軽さ、燃費の良さ、シンプルゆえの壊れなさ…等々、マルチパーパスでありつつ「怒らせると恐いオートバイ」として知られるのだ（笑）。この固体は非常に程度が良く、ともすれば「寄せ集め」になりがちな初期型をしっかりと維持しており、有名な枝分かれしたセロー（？）の角までもそのままである。フォークブーツやサイドカバーの「MOUNTAIN TRAIL」のエンブレム等は初期型に敬意を表したウチのカスタムです。
ヤマハの造るオートバイって、実はすごく「男らしい」んですよねぇ…。
ＴＴ２２５が無かったら、置いておきたかった一台です。
